カルモくんのメンテナンスプランはいらない?かんたん・どこでもの違いと請求の落とし穴
カーリースカルモくん(旧定額カルモくん)を検討していると、「メンテナンスプランには加入すべきか?」という悩みに必ず直面します。ネット上では「カルモくんのメンテナンスプランはいらない」「結果的に損をする」といったリアルな声も見受けられます。
結論からお伝えすると、その不満の最大の原因は、従来の「どこでもメンテナンスプラン」に潜む「車検代などが全額カバーされず自腹を切るケースがあること」と、「当日は全額を立て替え、後日レシートをアプリで送信して請求するという非常に面倒な手続き」にあります。
しかし、2023年秋に登場した「かんたんメンテナンスプラン」を利用すれば、指定工場に持ち込むだけで請求手続き不要・手出しゼロという形でこの罠を完全に回避できます。
- 車検代が全額出ない?メンテナンスプランの上限額と自腹になるリアルな落とし穴
- タイヤ本体やバッテリー本体は対象外(実費)という見落としがちな盲点
- 「もらえるオプション」に加入すると原状回復費用補償が無駄になる理由
- 「どこでもプラン」の立て替え・アプリ請求の煩わしさと注意点
- 「かんたんプラン」の請求不要(手出しゼロ)という圧倒的なメリットと制限
- プラチナ・ゴールド・シルバーのどれがいいか?選び方の明確な基準
- そもそもプランがいらない(未加入でよい)人の具体的な条件と誠実な提案
- 他社のカーリースの罠を回避できる、カルモくん特有の長期契約の強み
この記事を読めば、あなたのライフスタイルにとって本当にメンテナンスプランが必要なのか、そしてどのプランを選べば後悔しないのかが明確になります。
カルモくんのメンテナンスプランは「いらない・損をする」と言われる理由と真相
カーリースカルモくん(旧定額カルモくん)の魅力は、税金や自賠責保険料などがコミコミになり、毎月の支払いをフラットにできることです。さらに「メンテナンスプラン」を追加すれば、数年に一度の車検代や、定期的なオイル交換の費用も月額料金にまとめられるため、家計の管理が非常に楽になるはずです。
それにもかかわらず、なぜ「いらない」「損をする」といった不満の声が上がってしまうのでしょうか。
その最大の要因は、利用者が抱く「メンテナンスプランに入っていれば、車の維持にかかる費用はすべて無料で全額カバーされる」という過度な期待と、実際の規約で厳格に定められている「上限額」や「対象外の項目」との間に生じる、大きなギャップにあります。
車検代は「全額」出ない?上限額の厳しいリアルと自腹の可能性
メンテナンスプランに加入する最大の動機は、多くの人にとって「高額な車検代の負担をなくすこと」です。車検のたびにまとまったお金を用意するのは大変ですよね。
しかし、ここが最大の落とし穴です。カルモくんのメンテナンスプランにおいて、車検費用の「すべて」が無条件でカバーされるわけではありません。

各プランの規約を詳しく確認すると、請求できる金額には明確な上限が設定されています。
たとえば、車検時に請求できる「車検点検料」の上限額は、全プラン共通で「30,560円(車検ごと)」と決められています。また、車検と同時に行われることが多い「法定12ヶ月点検」の費用も、軽自動車で11,190円、その他車両で13,220円が上限となっています。
実際の車検ではどうなるでしょうか。業者の基本工賃に加えて、車の状態によっては追加で細かな部品代(たとえば、ブレーキフルードの交換、各種ゴムブーツやブッシュ類の劣化による交換など)が発生します。その結果、点検整備の総額が上限額である30,560円を上回ってしまうケースが多々あるのです。
対象項目の上限金額を超えたメンテナンスを実施した場合、どうなるのかというと、超過分は全額「自己負担(自腹)」となります。つまり、上限額まではカルモくんからお金が振り込まれますが、それを超えた数千円〜数万円は自分の財布から支払わなければなりません。
タイヤやバッテリーの「本体代」は実費という盲点
車を長く安全に乗る上で、数年ごとのタイヤ交換やバッテリー交換は避けて通れません。これらは数万円単位の痛い出費となるため、当然「メンテナンスプランでまかなえるだろう」と考えるのが自然な心理です。
しかし、ここにも非常に大きな罠が潜んでいます。カルモくんのメンテナンスプランでは、「タイヤ本体の価格(スタッドレスタイヤを含む)」および「バッテリー本体の料金」はメンテナンス対象外であり、全額お客様自身の実費負担となるのです。
プランの対象となっているのは、あくまで「作業にかかる工賃」などの関連費用のみです。具体的には以下のようになっています。
- タイヤ関連: 「タイヤローテーション・ホイールバランス調整」という項目として請求可能。これにはタイヤ交換工賃、ホイールバランス調整、廃タイヤ処分料、バルブ交換費用などが含まれますが、上限額は1回あたり10,190円までです。
- バッテリー関連: 「バッテリー交換工賃」として請求可能。軽自動車で1,020円、その他車両で2,040円が1回あたりの上限です。
つまり、「タイヤの溝が減ってきたから、プランを使って新品に交換しよう」と思ってカー用品店に行っても、数万円するタイヤ本体の代金はレジで自腹を切る必要があります。

後日、交換にかかった工賃(最大1万円程度)だけがキャッシュバックされるという仕組みです。
この事実(不都合な真実)を契約前に知らず、「消耗品もすべて月額に含まれている」と思い込んでいると、後から大きな後悔をすることになります。読者の皆様は、「工賃は出るが、高額な本体代は出ない」という現実をしっかりコントロールした上で、プランの必要性を見極めなければなりません。
【注意】もらえるオプション加入時は「原状回復費用補償」が無駄に
もう一つ、契約内容の組み合わせによって発生する罠があります。それは、カルモくんのメンテナンスプラン(プラチナ・ゴールド・シルバー共通)に標準で付帯している「返却時の原状回復費用補償」に関する落とし穴です。
(※原状回復とは、リース期間が終了して車を返却する際に、車についた傷やへこみ、内装の汚れなどを元のキレイな状態に戻すことを指します。カーリースでは通常、この修理費用はお客様負担となります。)
カルモくんのメンテナンスプランに入っていると、この原状回復費用が軽自動車で最大152,780円、その他車両で最大183,330円まで補償されます。これは、運転に自信がない方や、飛び石などの小さな傷が不安な方にとって、非常に手厚く安心な制度です。
しかし、もしあなたが「もらえるオプション(月額990円程度)」に加入している場合は、状況がまったく異なります。もらえるオプションとは、7年以上の契約を結んだ場合に、リース期間満了後に車を返却せず、そのまま自分のマイカーとして「もらう」ことができる人気のオプションです。
お気づきでしょうか。車を返却せずに自分のものにするということは、当然ながらリース会社による「原状回復の審査(車の傷のチェック)」自体が行われないということです。つまり、メンテナンスプランの月額料金にしっかりと組み込まれている「原状回復費用補償」という手厚い保険枠が、事実上まったく使われない「無駄なコスト」になってしまうのです。
もらえるオプションの利用を前提としている方は、この「補償分のメリットが消滅する」という点を差し引いた上で、純粋なメンテナンス項目(車検工賃やオイル交換代など)だけで月額料金の元が取れるのかどうかを、より厳しく計算する必要があります。
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最大の落とし穴「どこでもメンテナンスプラン」の立て替えと請求の手間
カルモくんのメンテナンスプランには、利用者のニーズに合わせて大きく2つの種類が用意されています。そのうち、従来から提供されており、読者が最も不満を抱きやすい「罠」が隠されているのが「どこでもメンテナンスプラン」です。
メリットは「好きな工場・どこでも」自由に選べること
「どこでもメンテナンスプラン」の最大のメリットは、その名称の通り「全国どこでも、自分の好きな整備工場でメンテナンスを受けられる」という圧倒的な自由度にあります。
特定の系列店舗に縛られることがないため、オートバックスやイエローハットといった大手のカー用品店、ガソリンが安くなる近所のガソリンスタンド、あるいは昔からお世話になっている顔なじみの民間整備工場やディーラーなど、あなたが一番信頼できる、あるいは利便性の高い店舗に車を持ち込むことができます。
また、転勤などで遠方に引っ越しをした際にも、特別な手続きやカルモくんへの申告なしに、新しい土地で見つけたお近くの店舗をすぐにご利用いただける点も大きな魅力です。
デメリットは「全額立て替え(仮払い)」の金銭的・心理的負担
しかし、この自由度の裏には、「立て替え・請求方式(あとから精算)」という最大のデメリットが潜んでいます。
好きな工場でオイル交換や車検を受けた後、その場では一度、利用者がご自身のお財布から「全額を自腹で支払う(立て替える)」必要があります。

たとえば、車検で総額8万円がかかったとします。メンテナンスプランに入っているのだからお店で「カルモくんでお願いします」と言えばそのまま帰れる、というわけではありません。レジでまずは8万円をご自身のクレジットカードや現金で支払い、後日カルモくんに請求して、上限額の範囲内でキャッシュバック(返金)を受けるという仕組みなのです。
「毎月、メンテナンスプランの定額料金をしっかり払っているのに、なぜ車検の日に何万円も手出ししなければならないのか?」
この金銭的な負担と、一時的とはいえお金が減ってしまう心理的なストレスは、カーリースに「家計のフラット化(突発的な出費をなくすこと)」を求めているユーザーにとって、非常に強い不満へと繋がります。
「アプリ請求」の煩わしさと、30日以内の期限という恐怖
全額を立て替えた後には、さらに面倒な作業が待っています。支払ったお金を取り戻すための「請求手続き」です。
店舗でメンテナンスを受けた後、日付や項目ごとの金額が明記されたレシート(領収書)を必ず受け取ります。そして、スマートフォンの専用アプリやメールを使って、そのレシートの写真を撮影し、カルモくんの事務局へ送信しなければなりません。
ここで注意すべき厳格なルールがあります。それは、メンテナンス実施(点検日)から「30日以内」に請求を完了させなければならないという点です。この期限を1日でも過ぎてしまうと、いかなる理由があっても支払いが受けられず、立て替えたお金が完全に自腹になってしまいます。
また、提出するレシート(領収書)には「点検実施日」「整備工場名」「項目ごとの料金」が正確に記載されている必要があります。

「車検代一式」といった大雑把な記載の領収書や、単なる「見積書」「売上伝票」では明細書として認められず、不備として差し戻されてしまいます。
仕事や家事で忙しい日常の中で、「レシートをなくさないように保管し、項目が正しく記載されているか確認し、期限内に専用アプリから間違いなく送信する」という細かな事務作業を確実に行うのは、想像以上にハードルが高いものです。この「非常に手間のかかる手続き」こそが、どこでもメンテナンスプランの最大の罠と言えます。
罠を回避する救世主「かんたんメンテナンスプラン」の全貌
ここまで解説してきた「どこでもメンテナンスプラン」の全額立て替えや、アプリでの請求手続きの面倒くささ。こうしたユーザーからの強い不満やストレスを根本から解消するために、2023年10月1日より新たに提供が開始されたのが「かんたんメンテナンスプラン」です。
かんたんメンテナンスプランの最大の違いは「請求不要(手出しゼロ)」
新しい「かんたんメンテナンスプラン」の最大の特徴であり、これまでのプランとの決定的な違いは、「全部おまかせ」というコンセプトの通り、店頭での一時的な立て替え(仮払い)や、後日のアプリからの請求手続きが一切不要である点です。
利用の流れは非常にスマートです。車検や法定点検の時期が近づくと、約2ヶ月前にカルモくんからメール等でお知らせの通知が届きます。利用者は案内された整備工場に連絡して日程を予約し、当日はおクルマを指定工場に持ち込むだけでメンテナンスが完了します。
かかった整備費用は、指定工場から直接カルモくんへと請求される仕組みになっています。そのため、利用者がレジで財布を開いたり、クレジットカードを切ったりする必要は一切ありません(※プラン対象外の追加整備や、上限回数を超えた部品交換を行った場合を除く)。
「車検の日に手出しがゼロで済む」という、カーリース本来のメリットを100%享受できる画期的なシステムです。
デメリットは「提携の指定工場に限定される」こと
もちろん、この手出しゼロという圧倒的な利便性を享受するための条件(デメリット)も存在します。それは、メンテナンスを受ける場所が「カルモくんが指定する提携整備工場」に限定されるという点です。
かんたんメンテナンスプランは「整備工場指定あり」のプランです。利用者の住まいの近くにある提携ネットワークの中から、カルモくん側が「この工場に行ってください」と案内した場所に持ち込む必要があります。原則として、「いつも行っているあの店がいい」「ポイントが貯まるカー用品店にしたい」と自分で自由に店舗を指定することはできません。
さらに、交換するエンジンオイルやオイルフィルターなどの消耗品についても、案内された工場が指定するもの(標準的な品質のもの)を使用することになります。

「特定のブランドの高級オイルを入れたい」といった、車への強いこだわりを持つ方には不向きなシステムです。
とはいえ、「車は単なる移動手段であり、とにかく面倒な手続きなしで安全に乗れればそれでいい」と考える圧倒的多数のユーザーにとって、立て替えやレシート送信の手間がなくなる「かんたんメンテナンスプラン」は、これまでの罠を完全に無効化する救世主と言えるでしょう。
【比較表】どこでもプラン vs かんたんプラン
2つのプランの違いを一目で明確に把握できるよう、以下の比較表にまとめました。ご自身の性格やライフスタイルに合っているのはどちらか、チェックしてみてください。
| 比較項目 | かんたんメンテナンスプラン | どこでもメンテナンスプラン |
| 費用の立て替え(店頭支払い) | 不要(手出しゼロ) ※超過分は除く | 必要(全額立て替え) |
| 精算・アプリ請求手続き | 不要(おまかせで完結) | 必要(30日以内にレシート画像送信) |
| 利用できる整備工場 | カルモくん指定の提携整備工場のみ | 全国どこでも好きな店舗で可能 |
| 引っ越し時の対応 | サポートに連絡し、新たな指定工場を案内してもらう | 手続き不要。引っ越し先の好きな店舗を利用 |
| 消耗品(オイル等)の指定 | 工場指定のもの(選べない) | 自由に選べる(上限額の範囲内) |
| こんな人におすすめ | ・手続きを極力減らしたい人 ・面倒くさがりな人 ・まとまった出費を絶対にしたくない人 | ・顔なじみの整備工場を使いたい人 ・好きなオイル銘柄など車にこだわりがある人 ・マメに事務手続きができる人 |
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プラチナ・ゴールド・シルバー、結局どれがいいの?選び方の基準
メンテナンスの受け方(かんたん/どこでも)を決めた後、次に迷うのが「プラチナ」「ゴールド」「シルバー」という3つのグレードの中で、どれを選べばいいのかという問題です。
月額料金は契約年数や車種によって変動しますが、各プランの「カバーされる範囲の違い」を正確に把握することで、読者の過度な期待をコントロールし、最適な選択ができます。
長期契約と「もしもの故障」に備えるなら「プラチナメンテプラン」
プラチナプランは、車検整備代、消耗品交換、原状回復費用補償といった基本項目に加えて、「メーカー保証の延長保証(一般保証相当)」がリース期間満了(または走行距離10万km)までずっと付帯する、最も手厚いプランです。
(※メーカー保証とは、車が故障した際にメーカーが無料で修理してくれる制度です。通常、エアコンやカーナビ、パワーウィンドウなどの一般保証は「3年または6万km」で切れてしまいます。)
つまり、7年や11年といった長期契約を結んだ場合、4年目以降にエアコンが壊れたり、電動スライドドアが動かなくなったりすると、通常は数万円〜十数万円の高額な修理費用が全額「実費」となってしまいます。
しかしプラチナプランであれば、このメーカー保証と同等の部品保証が、累計150万円を上限として契約満了まで延長されます。

長期間、突発的な修理費用の恐怖に怯えることなく、安心して乗り続けたい方にはプラチナが最適です。
- 月額の目安(新車・6〜8年契約時): 軽自動車 6,480円〜6,810円 / その他 6,980円〜7,310円(税込)
コストとカバー範囲のバランスが取れた「ゴールドメンテプラン」
ゴールドプランは、プラチナプランとほぼ同等の幅広い整備・点検項目(車検、エンジンオイル、タイヤローテーション、ブレーキパッド、バッテリー交換工賃など)をカバーしつつ、月額料金を少し抑えたバランス型のプランです。
プラチナプランとの最大の違いは「延長保証の期間」です。ゴールドプランの場合、延長保証が付帯するのは「4年目から5年目の間の2年間(累計50万円まで)」に限定されます。
そのため、3年〜5年程度の比較的短い契約期間であればゴールドプランで十分にカバーできます。しかし、7年以上の契約を検討している場合は、6年目以降に発生するかもしれない故障リスク(エアコン修理など)を自己負担で許容できるかどうかが、プラチナかゴールドかを選ぶ明確な判断基準となります。
- 月額の目安(新車・6〜11年契約時): 軽自動車 4,460円〜4,790円 / その他 4,770円〜5,100円(税込)
最低限の車検とオイル交換のみをカバーする「シルバーメンテプラン」
シルバープランは、対象項目を極限まで絞り込み、月額料金を安く抑えたプランです。カバーされるのは、「原状回復費用補償」「車検点検料」「法定12ヶ月点検」「エンジンオイル交換」「オイルフィルター交換」の基本項目のみです。
プラチナやゴールドに含まれている、ワイパーゴムの交換、ブレーキパッドの交換、エアコンフィルターといった細かな消耗品の交換費用は一切出ません。また、タイヤのローテーション費用やバッテリー交換工賃も対象外となります。
延長保証についても、ゴールドと同様に「4年目から5年目の2年間」のみとなります。
車を安全に走らせるための最低限の法的な点検(車検)とオイル交換だけを月額に組み込み、その他のワイパーゴムやブレーキパッドなどの消耗品は「車検の時などに自分で実費で支払う」と割り切れる、コスト重視の方に向いています。
- 月額の目安(新車・6〜11年契約時): 軽自動車 3,340円〜3,670円 / その他 3,850円〜4,180円(税込)
【結論】そもそも週末しか乗らない・走行距離が短いなら「プランなし(いらない)」も正解
ここまで各プランの詳細と選び方を解説してきましたが、当ブログのコンセプトである「後悔ゼロ」を実現するため、読者第一の視点で極めて誠実な結論をお伝えします。
それは、「そもそも週末の買い物程度しか乗らない、年間の走行距離が極端に短い(例:年間3,000km〜5,000km以下など)ユーザーであれば、メンテナンスプラン自体が『いらない(未加入でよい)』」という選択肢です。
車の消耗品は、基本的には「走った距離」に比例して劣化します。走行距離が短ければ、エンジンオイルの劣化は遅く、ブレーキパッドやタイヤも数年間はほとんどすり減りません。それにもかかわらず、毎月4,000円〜7,000円近くのメンテナンス料金を7年も9年も払い続けることは、結果的に「使わなかった権利にお金を払い続ける」ことになり、実費でその都度支払うよりも総支払額が高くついて(損をして)しまう可能性が非常に高いのです。
特に、以下のような条件に当てはまる方は、プラン未加入を前向きに検討してよいでしょう。
- 「もらえるオプション」に加入する方: 前述の通り、原状回復費用補償が無駄になるため、プランの費用対効果が下がります。
- 近所に良心的で安い車検業者(コバックやホリデー車検など)を知っている方: プランの車検上限額(約3万円)よりも安く、あるいは少しの実費で抑えられる独自ルートがあるなら、定額にする必要性は薄れます。
- ご自身でワイパーゴムの交換などができる、車に少し詳しい方。
カルモくんにおいて、メンテナンスプランの加入は「義務」ではありません。

ご自身のライフスタイルと想定される走行距離を冷静に見極め、「不要なものにはお金を払わない」という決断も、賢いカーリース利用のための大切なアクションです。
他社の罠での絶望から反転!カルモくんの長期契約を選ぶ圧倒的メリット
ここまで、カルモくんのメンテナンスプランに潜む「上限額の罠」や、どこでもプランの「立て替えの面倒さ」、そして消耗品は実費になるというネガティブな側面(不都合な真実)を厳しく掘り下げてきました。
これらを読んだあなたは、「やはりカーリースはやめとけと言われる通り、制限が多くて、罠ばかりで危険なのでは?」と、一度は絶望的な気持ちになったかもしれません。
しかし、安心してください。メンテナンスプランの仕組み(かんたんとどこでもの違い)さえ正しく理解し、自分の乗り方に合わせて取捨選択してしまえば、実はカーリースカルモくんは、他社のカーリースが抱える致命的な罠を唯一回避できる、非常に優れたサービスへと合気道的に反転するのです。
オープンエンドの罠(残価精算の恐怖)が一切ない「クローズドエンド方式」
カーリースにおいて最も恐ろしく、利用者が後悔する最大の罠は「オープンエンド方式」による残価精算です。これは、契約終了時に車の価値(査定額)が当初の予想を下回っていた場合、数十万円の追加支払いを一括で求められるという恐ろしい仕組みです。
しかし、カルモくんは「クローズドエンド方式」という契約形態を採用しています。この方式では、返却時の車の価値が下がっていても、その下落リスクはすべてリース会社(カルモくん側)が負担します。そのため、利用者は契約満了時の残価精算による追加請求の恐怖に怯えることなく、最後まで安心して乗り切ることができます。
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7年以上の契約で「走行距離制限」が完全撤廃される最強の武器
さらに、カーリースのもう一つの大きな罠が「月間走行距離制限」です。「月に1,000kmまで」といった制限があり、超過すると1kmあたり数円の違約金が発生するため、ドライブのたびにメーターを気にしてビクビクしなければなりません。
しかし、カルモくんなら「7年以上の契約」を結ぶだけで、この走行距離制限がなんと「無制限」になります。他社のように距離を気にする必要が一切なくなり、マイカーと全く同じ感覚で、自由に日本中を走り回ることができるという圧倒的なベネフィットが存在します。
KINTOなどの罠である「任意保険の等級引き継ぎ問題」もクリア
また、KINTO(キント)などに代表される、任意保険(自動車保険)が最初から月額料金に組み込まれているパッケージ型のリースも一見便利に見えます。しかし、これには「これまで無事故で長年かけて育ててきた、任意保険の高い等級(割引率)を引き継げない」という罠があります。
カルモくんは月額料金に任意保険が含まれていないため、ご自身で好きな保険会社(ネット型保険など)を自由に選び、現在の高い等級をそのまま引き継ぐことが可能です。

これは、安全運転を続けてきた優良ドライバーにとって、月々の保険料を大幅に抑えられる非常に大きな金銭的メリットとなります。
メンテナンスプランの仕組みさえ理解すれば、カルモくんの「長期契約(7年以上)」は、他社のあらゆる罠をすり抜ける最強の選択肢となるのです。
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まとめ
この記事では、カーリースカルモくんのメンテナンスプランに隠された罠と、立て替え・請求の実態、そして後悔しない選び方について徹底的に解説してきました。契約前に必ず押さえておくべきポイントは以下の通りです。
メンテナンスプランは、カーリースを便利にするためのオプションツールの一つに過ぎず、魔法の杖ではありません。
「毎回立て替えたり、レシートの写真を送るのが面倒だ」という方は迷わず『かんたんメンテナンスプラン』を。「どうしても付き合いのある顔なじみの民間工場に任せたい」という強いこだわりがある方は『どこでもメンテナンスプラン』を。そして、「そもそも車に乗る頻度が少なく、近所のスーパーへの買い物がメインだ」という方は、勇気を持って『プランに加入しない』という選択をすることが、後悔ゼロでカーリースを利用するための最大の秘訣です。
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カルモくんのメンテナンスプランに関するよくある質問
最後に、メンテナンスプランの加入を検討する際、読者の皆様からよく寄せられる疑問点をQ&A形式でわかりやすくまとめました。
リース契約の途中でプランの変更や解約はできますか?
原則としてできません。カーリースは、契約時に設定された車両本体価格やメンテナンスプランの総額をもとに、月額料金が緻密に算出されています。そのため、「シルバーからプラチナへグレードアップしたい」「車に乗らなくなったからメンテナンスプランだけ途中で解約したい」といった、契約期間中のプラン変更や途中解約は認められていません。だからこそ、契約前にご自身の走行距離やライフスタイルを慎重にシミュレーションし、本当に必要なプランを見極めることが極めて重要になります。
引っ越しをした場合、メンテナンスを受ける店舗はどうなりますか?
ご利用中のプランによって対応が異なります。「どこでもメンテナンスプラン」を利用している場合は、そもそも全国どこの工場でも自由に利用できるシステムのため、カルモくんへの特別な変更手続きは不要です。引っ越し先の近所にあるオートバックスやガソリンスタンドにそのまま持ち込んで、今まで通り立て替えとレシート請求を行ってください。
「かんたんメンテナンスプラン」を利用している場合は、提携の指定工場を利用する必要があるため、引っ越しが決まったらカルモくんのサポートデスクに連絡してください。新しい住所の近くにある「指定の提携整備工場」を改めて案内してもらうことができます。
プラン対象項目以外の整備をした場合、支払いはどうすればいいですか?
メンテナンスプランの対象外となる作業(たとえば、自損事故による板金修理、お好みの高級エンジンオイルへの変更、ワイパーゴム以外の細かな部品交換など)、あるいはプランで定められた上限回数を超えた交換を実施した場合、その超過分の費用については、カルモくんからのキャッシュバックはありません。「かんたんメンテナンスプラン」の場合は、点検を受けた整備業者(指定工場)の店頭で、ご自身で直接現金やクレジットカードで支払う必要があります。「どこでもメンテナンスプラン」の場合も同様に、上限額までは後日振り込まれますが、差額(超過分)はそのまま自己負担となります。
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